創作活動のスランプから抜け出したい

ブログ 心理


創作のスランプ


創作活動をしていると、誰でも陥るスランプ。


イラスト・マンガを描く人、小説を書く人、作詞・作曲をする人、YouTube動画を作る人、そして私のようにブログを書く人。


創作活動をする多くの人が、一度はスランプを経験していると思います。



そのスランプは1ヶ月で脱出できる場合もあるし、1年以上も続いてしまう場合もあります。

そして、スランプが1年続いた挙句、復帰することができずに創作活動を辞めてしまうこともあります。


スランプとは、なんて恐ろしいものなのでしょうか。






スランプの種類


創作活動でのスランプとして挙げられるのは、こんな感じでしょうか。

私が抜け出すのが難しいと思う順番に並べてみました。
①②の問題は精神的な問題なので抜け出すのも結構大変ですが、そこさえ抜け出せればあとは技術的な問題なので頑張ればすぐにスランプを脱出できると思っています。


  1. ネタが思い浮かばない
  2. やりたいことはあるけど、なんとなく集中できない
  3. やりたいことはあるけど、別のことに興味が移ってしまい手に付かなくなった
  4. やりたいことはあるけど、学校や仕事が忙しくて暇がない
  5. なんとなくのイメージはできているけど、うまく映像化・言語化できない
  6. やりたいことがありすぎて、手が追い付かない





スランプを抜け出すヒント


スランプを脱出するのはなかなか難しいです。
【スランプから脱出する方法】と検索したり本を読んだりしてもうまくいかない方は、どの種類のスランプでつまずいているのかを今一度見直して、自分に合った方法を探ってみてください。
これをやったからといって必ずスランプから脱出できるわけではありませんが、なにかヒントになれば幸いです。



1.ネタが思い浮かばない


よく言われていることですが、一度創作活動から離れて別のことをしてみると、何かきっかけをつかみやすいと思います。
人が多い場所へ出かけてみたり、景色を見に行ったり、図書館へ出かけたり。

ただ、そういうときにテレビやネットを見ちゃうと、見ることに集中しちゃってあまり自分の発想が出しにくくなるんですよね。
様々な知識を効率的に手に入れられる反面、膨大な情報が次から次へと流れて消えていくだけになるリスクもあります。


ちなみに私のネタの出し方は、疑問に思ったことを書き留めています。


例えばイラストを描くのならば、普段この角度から書いているけど、こっちの角度から書くとどうなるんだろう。

例えば作詞なら、普段あまり聴かない海外の民謡ってどんな歌詞が付いているんだろう。

例えば小説なら、普通だと主人公とヒロインのペアで行動するところを、サイコロで出た目で運任せにペアを組んだら物語はどう進展するだろう。



そんな感じで、イメージを膨らませて創作しています。

このやり方は、慣れないパターンで作るので、実際に作ってみたら失敗だったということは多くあります。
ですが、その失敗も糧になります。





2.やりたいことはあるけど、なんとなく集中できない


なんとなく集中できない状態に陥るのは、勉強と同じですね。

学生時代、熱心に勉強していた方は、集中力を高める方法を知っているかもしれません。
私は勉強が苦手だったので、今でもじっと座って集中するのが苦手です。


しかも時間には限りがあり、食事の時間が来てしまった、お風呂に入らなければならない、出かける時間になってしまった、次の日のために寝なければならない、などと区切りがある度に作業を中断させられて、せっかく集中していてもそこで途切れてしまいます。


そして、一度途切れた集中を、またもとに戻すのに時間がかかってしまいます。


私はどうしても集中できないとき、ベランダに出ています。
ベランダにはテレビもないし人も通らないし、邪魔をするものが何もないので。

他にやることがないので、手持ち無沙汰で集中できるときがあります。
秋冬なら涼しい(寒い)ので眠くなりにくいですしね。
夏は暑すぎるので、夕方ぐらいから。


集中するには、自分の意思だけじゃなく周りの環境も重要です。





3.やりたいことはあるけど、別のことに興味が移ってしまい手に付かなくなった


これに関しては、大いに結構。
他の事に興味があるって、素晴らしいことだと思います。
無理して創作活動をしなくても、別に興味を持ったものに集中したらいいのではないでしょうか。
そして、別のことから何かを学び、飽きて戻ってくる頃には、少し成長していると思います。


一見意味のないもの、例えばテレビゲームにハマってしまった、やめたいけどやめられないという状況なら、いっそのことそのテレビゲームからインスピレーションを得た絵を描くとか、ゲーム音をベースとした作曲をするとか、ゲームのシナリオを自分で考えてみるとか、それを活かして活動するのも一つの手かと思います。





4.やりたいことはあるけど、学校や仕事が忙しくて暇がない


これはスランプ脱出というより時間捻出法になってしまうのですが、時間ができるまで忘れないようにメモを取っておくぐらいしか方法がないような気がします。
忙しい時はあまり無理せず、今自分でできることをこなすことです。





5.なんとなくのイメージはできているけど、うまく映像化・言語化できない


ここまでくると、もう後は技術の問題ですね。
スランプはほぼ脱出していると言っていいでしょう。


できないものを悩むより、未熟な状態でもいいから10本ぐらい完成させて、もう一度最初の1本目に戻るというやり方が良いと思います。

時間が経ってから1本目に戻ると、未熟な箇所が浮き彫りになって見えてくるようになります。
最初から100%を目指さず、最初は60%ぐらいの完成度でどんどん進めていきましょう。





6.やりたいことがありすぎて、手が追い付かない


もはやスランプではありません。
贅沢な悩みです。
羨ましいです。

忘れないように要点をメモし、少しずつ進めていくぐらいしかないですね。

もし外注できるような分野なら、外注してもいいかもしれません。






軌道に乗っているうちにできること


スランプを脱出し、【6.やりたいことがありすぎて、手が追い付かない】のレベルになったら、たくさんメモを残しておいて次のスランプに備えましょう。

全てを終わらせないというのがコツです。

先に書きたいネタを100個洗い出し、次にそのネタを100個全部書き尽くすのではなく、10個ぐらいは手を付けないで残しておく。
すると、いつでも10個はネタは持っているんだという精神安定剤になります。


心の余裕がスランプを遠ざけるので、ぜひ余裕を持って作業してみてください。






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