発達障害に引きずられる……カサンドラ症候群

心理

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、自閉症の一つのタイプでコミュニケーションを取るのが困難です。
一般的には、空気が読めないとか言葉の裏が分からないと言われます。
アスペルガー症候群の発症は、圧倒的に男性の方が高いといわれています。
比率にすると男性の方が4倍ほど多いです。




ADHD

ADHDとはアスペルガー症候群と同じく発達障害の一種で、注意欠如多動性障害といわれています。
注意関心が散漫だったり、身体の多動が見られたりします。
物をなくしやすい、ミスが多い、気が散りやすい、過集中で切り替えが難しい、段取り良くできない、思いつくとすぐに行動する、順番を待てない、人の発言に割り込む、一方的に喋る等の症状があります。




カサンドラ症候群

カサンドラ症候群は、アスペルガー症候群やADHDなどを抱えているパートナーを持つ人が罹ります。 相手に共感してもらえないなど意思疎通がうまくいかずに健全な関係が築けないため、精神的・身体的苦痛が生じるようになります。

カサンドラ症候群は男性より女性の方が多いです。
アスペルガー症候群に男性が多いためパートナーである女性がカサンドラ症候群になる、ということに加えて女性はそもそも親しい人間に共感を求める傾向があり、その共感が得られない事にストレスを感じます。
会話がうまく成り立たないパートナーに強い不快感を感じるのです。

そうやってうまくいかずに離婚する夫婦も多いのですが、それもまた大変な場合があり、アスペルガー症候群を患っている本人はなぜ離婚する必要があるのかを理解できないので、離婚に応じない場合があるのです。




カサンドラ症候群は自覚するのも難しい

実は私が8年以上付き合っていた相手がADHDで、当時はとても辛い思いをしました。
話が噛み合わないことも多く、こちらも苛立つことが多かったです。
彼の親から「子供のころに発達の検査を受けて引っかかったが、そのまま無視した」と言われて、ようやく腑に落ちました。
日々感じていた苦痛はコレが原因だとピンと来たんです。
別れて彼と離れたら、私が日々感じていた苛立ちがおさまりました。




カサンドラ症候群かなと思ったら

私の場合は籍を入れていない相手だったので別れるという決断ができたのですが、夫婦で子供がいたりするとそう簡単に別れられない場合があります。
相手を、そして自分も専門の医療機関で相談できればそれが一番だと思います。

ですが話にならない場合が多く、なかなか一緒に専門機関に行ってくれない場合が多いです。

アスペルガーなどは治すことは困難ですが、こういう人なんだと相手を知ることや、相手を思いやる行動で少し救われるかもしれません。




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