便所飯をする人の心理「ランチメイト症候群」

心理

人前で一人での食事ができない

学校や職場で一緒に食事をする相手(ランチメイト)がいないことに一種の恐怖を覚える人がいます。
周囲から「一緒に食事を取る友達がいない」と思われたくない、一人で食事をしているところを他人に見られたくないといった心理から、一人で食事することに不安を感じるのです。
症状が進むと、トイレで昼食を食べたり(便所飯)、学校や職場を辞めてしまうこともあります。



トイレでご飯

一部では便所飯は都市伝説といわれることもありますが、実は私もトイレでご飯を食べたことがあります。
と言っても、お弁当のようなしっかりしたものではなく、カロリーメイトなのですが。

理由は試験中にお腹が鳴ってしまうのが怖くて、休み時間にトイレで早弁をしたのです。
お腹が鳴りやすい体質で、グーグーならないようにお腹に力をこめたりして。
それでも鳴ってしまうのが恥ずかしくて。
抵抗はありましたが、おなかの音を気にしながら試験を受けるのは集中できないので仕方なくです。

ランチメイト症候群とは動機は違いますが、当時はトイレで食べる選択しかできない切羽詰まった状態でした。



便所開き

話は逸れますが、便所飯のことを調べていたら関連ワードとして「便所開き」というものを発見しました。
愛知県稲沢市の一部の町で古くから行われている風習で、新築・改築の際に使用前の便所に客を招き、お茶とお菓子を振る舞うそうです。
変わった風習ですね。



一人でランチを食べることは恥ずかしいことではない

一人で食事をすることは決して恥ずかしいことではありません。特に現代社会では「一人ラーメン」「一人焼肉」「一人カラオケ」など、一人行動は当たり前のことになってきています。
それに、スマートフォンという強い味方もいます。
お行儀は悪いですが、スマホをポチポチしながら一人の世界に入って食事をしてみるというのも良いかもしれません。
スマホじゃなくても、マンガでも雑誌でも小説でもなんでもアリです。
もうイマドキ「一人ご飯=寂しい」なんて価値観は、廃れてきてるのです。

人って、あなたが思う以上に他人のことを気にしていません。
自分のことで精いっぱいだったりします。
ご飯を食べるときにわざわざ他人を気にする人って、それだけ自分に自信がなくて他人と比べることしかできない人なのかもしれませんよ。




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