昔ながらの慣習やマナーはどれぐらい意識するべきか

生活

昔ながらの古い習わしやマナーがありますよね。
特に冠婚葬祭にはそのマナーが多いです。

きちんと知らべて従う人が多いかと思いますが、知らずに失敗していることもあります。
また、はなから全く無視している人もいます。

最近では「ハンコをお辞儀のように傾けるのがマナー」だとか、「徳利の注ぎ口を使って注ぐのはマナー違反」とかいう『とんでもマナー』と言われるマナーも増えてきました。

古臭いマナーなんて守らなくていいなんて言う人もいますが、私は昔ながらの習慣やその土地での慣例は守るべきだと思います。


例えば、お葬式に呼ばれて派手な黄色のトレーナーを着てくる人はいないでしょう。
黒の質感は違えど、黒ではない服を着てくる人はほとんどいません。
それは皆がマナーを守っているからにほかなりません。
これは誰にでも分かるマナーです。


ではこんなのはどうでしょうか。
結婚式のご祝儀にくしゃくしゃのお札を入れる。
これは悪意があるようにしか見えないでしょう。
脚を出したミニスカートもあり得ないですよね。普通は膝下です。
このレベルのマナーなら「常識」ですよね。
結婚式に白いドレスで出席する。
こんなの結婚式をぶち壊しにしようとしているとしか思えません。



こちらはどうでしょうか。
結婚式の乾杯ではグラスとグラスをぶつけてはいけない。
オープントゥの靴を履いてはいけない。
ヘビ革の靴を履いてはいけない。
この辺になってくると、まあいいやと言って無視する人も多くなってきます。
そもそも知らない人も増えてくるマナーです。


お店に行くと、売り出したいからなのかどんなものでも「大丈夫ですよ」と店員は言います。
それを聞いた人たちはブログやTwitterで「大丈夫です」と情報を発信します。
だからネットで検索すると、多くのサイトで「イマドキはOK」とされています。


ですが、きちんとマナーを調べている人にとっては、「お葬式に黄色のトレーナーを着てくる」と同じレベルで非常識な人だと思うのです。
そんな非常識な人を見ると、怒りや不快感を覚えます。


ビジネスの場でのビジネスマナーは、多少マナー違反をしても良いと思います(良くはないですが)。
しかし、冠婚葬祭となるとそのほとんどが人生でたった1回しかない大切な場でもあります。
そんな大切な場で本人やそのご家族の方に不快な思いをさせたくない。主役は自分ではない。そう思いませんか?
大切な人の大切な場面だからこそ、自分のためにではなく相手のためのマナーには従うべきなのではないでしょうか。



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