すぐに人を頼る、甘える、「できなぁ～い！」と言う人、周りに一人はいませんか？
一見すると「すべて他人任せにして無責任な奴」と感じます。
しかし、意外とこういう人は完全に無能っていう訳でもないんです。
(1) 頼る＝信頼する
頼るということは信頼しているということ。
自分より未熟なものと決めつけて「任せるより自分でやったほうが早い」とする上司の下では、部下は成長しませんしやる気も出ません。
相手を信頼して仕事を任せる人こそ、相手からも信頼されるリーダーになるのです。
(2) 甘え上手は切り取り上手
「できない！全部やって！」と丸投げする人は、はっきり言って嫌われます。
しかし、「この部分ができない！」と自分ができない部分が分かっている人は、実は優秀なんです。
仕事全体をいくつかのパーツに切り取り、『この部分』という部品を取り出せれば、『この部分』だけを得意な人に任せることができます。
部品分けができて、それが得意そうな人を見つけて依頼する。
そこまでできれば、リーダーとして優秀な人材です。
(3) 弱みを見せる
自分は完璧な人間だ、間違っているはずがない。
そのように考えているリーダーは、決して自分の失敗を認めません。
そのようなリーダーの元では、指示したはず、そんなこと聞いてない、などの言った言わない問題が発生してしまいます。
自分の能力を過信しないことも、リーダーとして重要なことです。
女性の場合は注意が必要
最初に書いた「できなぁ～い！」と甘える女性はさすがにやりすぎですが、自分ができないことを自覚して、チームメンバーに甘えて頼るのはとても大事な考え方です。
ただし注意したいのは、それが女性である場合すさまじい嫌悪感が発生する場合もあります。
女性でこれをやると、男性からはチヤホヤされるけど、女性からは反感を買います。
くれぐれも女性のリーダーの場合は、男性よりも女性を大切にしましょう。
男性にだけ甘えて女性に厳しいというのは絶対にうまくいきません。
男女のことを言うのは馬鹿馬鹿しく思うかもしれませんが、女性同士と言うのはそういう面倒くさいことも考えなければならないのです。
男性同士の場合はもう少し単純に考えても大丈夫です。