【逆KY】空気を読みすぎてしまう「過剰同調性」

心理

空気が読めないKY。
悩んでいる人も、悩まされている人も多いはず。

2007年には「KY」が新語・流行語大賞に選ばれています。
「KY」という言葉が流行して以来、人々は空気を読むことを意識するようになりました。

そして10年後、2017年には「忖度」が新語・流行語大賞に選ばれました。
この流行では、権力のある者への計らいのような悪い意味で使われましたが、本来は相手の気持ちを推し量ることを意味します。




「KY」という言葉の誕生によって、逆に空気を読みすぎてしまう人が増えています。
強いストレスを感じ、自分を犠牲にしてまで空気を飲んでしまう人は「過剰同調性」かもしれません。

過剰同調性の人は、他人にどう思われるかを常に考えるので、疲れてしまいます。
気にしすぎることをやめればいいのですが、それがなかなかできません。

また、KYの代名詞「アスペルガー症候群」は、一見すると過剰同調性とは真逆のように見えますが、意外とそうでもないようです。
本人が周りと違うことを自覚し、必要以上に周りと合わせるために空気を読もうとすることもあり、それが過剰同調性に繋がります。




では、どうしたら空気を読みすぎてしまうことをやめられるのでしょうか。
ノーと言える意識改革、空気を読んだうえでその空気を破る能力など、習得するのは難しそうですよね。

そこでおすすめは、1人きりで過ごす時間を作ること。
誰かのことを意識することなく、自分だけのために過ごすことです。
余計なことを考えず、リラックスできる時間を取りましょう。




「あの人はこう思っているに違いない」なんて、エスパーじゃないんだから誰も分かりません。
分からなくて当然です。
空気を読むことだけが正義ではありません。
自分は自分、他人は他人。
あまり気にせずいきましょう。



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