相次ぐ品薄、いつまで続くのか。

話題

店頭からなくなったもの


マスクが店頭から姿を消した後、次々に商品がなくなっています。

まずはトイレットペーパーに除菌シート。
ティッシュペーパーにキッチンペーパーに生理用品。
そしてお米。

マスクを作る材料のダブルガーゼに、マスク用のゴム、マスクのインナーとして付ける滅菌ガーゼなどのマスク材料もなくなっています。

これらの物は心理的に「買っておかなくては」と思う人達のパニックによって店頭からなくなってしまった物です。


こんな騒動も


公衆のトイレにおいて、トイレットペーパーの窃盗も発生しています。
そんな事をして町中のトイレが封鎖されでもしたら、トイレットペーパーがなくなるよりも困ると思うのですが。


マスクを作るためのダブルガーゼという生地が売っていなくて、仕方がなく「滅菌ガーゼ」を買っていく人もいます。
滅菌ガーゼは火傷をした人や手術後の傷のケアに必要なものです。
そのための滅菌です。
傷口から雑菌が入ってしまったら命にかかわります。


お米なんて、秋の時点でほぼ収穫が終わっていて、倉庫から出してくるだけです。
年間の生産量は変わりませんし、買い占める必要なんてこれっぽっちもありません。
と言っても、この度給食がなくなったりテレワークになったりで、自宅で食事をする人が増えたわけで、そうなってくるとお米の消費量が増えて必要だから買っている人も多いはずです。
お米の場合は心理と言うより必然なのかもしれません。
同様の理由でカップラーメンなどもなくなっているようですし。
家に籠るにはそれなりに食料は必要ですから。



海外でもパニック


こんな買い占めのニュースを見て「これだから日本人は」と思った人も多いです。
勝手な偏見ですが、日本と中国だと「やっぱりな」と言う感じがしますよね。
でもちゃんと、海外でも買い占め騒動は起きているんですよ。
イタリアではパスタの買い占め、ドイツではジャガイモ、アメリカは水など。

不謹慎ですが、イタリアのパスタやドイツのじゃがいもは国民性が出ていて可愛いです。


---追記(2020.3.9)---

日本では転売のためにマスクや日用品の買い占め。一方アメリカでは……


お国柄なのでしょうか。とても恐ろしいニュースが入ってきました。
このコロナパニックの中、アメリカでは銃弾の購入率が上がっているというのです。

日用品を奪われそうになった時のための自衛だそうで。
銃弾を買い溜める国と比べたら、転売がまだマシに思えるぐらいです。




買い占め以外の要因もある


そのような集団心理的になくなった物以外にも、物流的に不足している物もあります。
住宅メーカーに届くはずの部品。
トイレや食器洗い乾燥機、家を建てるために必要な部品が足りなくて家が完成しないという事態が起きています。


また、化粧品のポンプなどの容器が不足していて、中身はあるのに発売できないなんてこともあるようです。



買い占めを防ぐ手立ては……


経済的に大ダメージの新型コロナ。
マスクの影響が出た後、トイレットペーパーは早めの対策が取れられていました。
1家族1袋という注意書きが早い段階で出ていて、政府も「無くなることはない」と発表し、ネットでも「在庫はたくさんある」と出回っていました。
それにトイレットペーパーは場所を取るのでマスクほど買いだめするスペースもないですし。
に・も・か・か・わ・ら・ず!!!です。

こうなってしまうと、買い占めを防ぐ手立ては「ない」のかもしれません。
静かに時が経つのを待つしかないですね。


---追記(2020.3.9)---

マスクの転売に罰則

本日から、マスクの転売に罰則が付くことが決定されました。
やっととも言えるこの対策。
果たして効果はあるのでしょうか。
もし効果があれば、今後の買い占め・転売事情が変わってくるかもしれません。




関連記事:
繰り返される歴史、買い占めを防ぐ手立てはないのか




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