薬を飲むなら、用法用量はきちんと守って!

健康


病院で処方される抗ウイルス薬。
抗生物質やタミフルなどの抗インフルエンザウイルス薬など、細菌やウイルスに対して効く薬がありますよね。
あれってきちんと飲まないと大変なことになるって知っていました?

5日分処方されているのに3日で辞めてしまったり、朝昼晩の3回飲まなければいけないのに2回に減らしてしまうと、本来なら死滅するはずのウイルスが、死滅しきれずに体内に残ってしまいます。
そして体内に残ったウイルスは、変異を起こしその薬に耐性を持つ「薬剤耐性菌」が生まれてしまいます。

これは世界的にも問題になっています。
誰かが薬をきちんと飲まなかったせいで作り出された「薬剤耐性菌」が、世に広まっていき薬が効かない病気が増えていくのです。

一人一人が医者に指示されたとおりに薬を飲み切ること。
それがとても大事なことなのです。


ちなみにこの「薬剤耐性菌」が当てはまるのは細菌やウイルスを殺すための薬であり、解熱剤などの頓服や、市販の風邪薬などは症状が出ている間だけでも大丈夫です。

もし心配であれば、処方箋薬局にて処方された薬が「必ず飲み切らなければならない薬か、症状が出ている間だけ飲む薬か」を確認してくださいね。
薬剤師さんが教えてくれるはずです。
まあ、処方された薬の場合は、ほとんどの場合は飲み切ったほうがいいと思いますけど。



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