音を聴き取れる音痴と聴き取れない音痴

学習

耳か声帯か

音痴には種類があります。
音が聞き取れない人と、音は聴き取れているけど声帯が未発達のために音を出せない人。

ここでいう「聴き取れる」は絶対音感のような特殊なものではなく、メロディーとして聴き取れるということです。

音痴の人の多くは、正しい音程は聴き取れているのですがその音を出すことができません。
これは訓練によってある程度克服することができます。

ですが稀に音程を聴き取れていない人もいます。
幼少期に原因がある場合が多く、音楽に触れる機会が極端に少なかったり、親が口ずさむ歌が音痴だったりすると耳が成長しないそうです。



音痴の自覚がある人

「自分は音痴だ」と自覚している人は、耳が発達しているけど声帯がうまく動かないだけなので、とにかく歌う訓練をしましょう。
youtubeにも音痴の克服練習動画がたくさん上がっているので、真似して練習すると良いでしょう。



音痴の自覚がない人

自分が音痴かどうか分からない人は、ピアノなどでドレミファソラシドと音を出し、それに合わせて同じ音程で声を出します。
それを録音して同じ音程が出せているかを聞いてみましょう。
音程をチェックするアプリもありますので、探してみると良いでしょう。

音痴の自覚がない人は、耳が発達していない可能性があります。
もしかしたら、鼻歌を歌っている間に気持ちよくなってしまって、音源を聴いていない可能性もあるかもしれません。
とにかくより多くの音楽を聴くと良いでしょう。

一緒に歌ってしまっている人は、聴くことに集中してみてください。
童謡のような一音一音がハッキリと聴き取りやすくて、楽譜も探せばすぐに見つかるような曲がおすすめです。



リズム感覚も!

音程だけじゃなく、リズム感も鍛える必要があります。
おすすめはメトロノーム。
スマホのアプリでも探せばすぐに出てきます。
まずはメトロノームを使って、一番わかりやすい4/4拍子のリズムを刻んでみましょう。
「カチ・カチ・カチ・チーン」となりますので、カチのときに机を叩き、チーンの時に手を叩いてリズムを覚えましょう。

これをやる時は必ず録音して、後で聴きなおしてください。
夢中でやってると、自分がズレているかどうか判断できないかもしれないので。



我が家の2人も……

実はこれ、夫と子供にやらせてみたのですが、夫の方が全然ダメでした。
自分がズレていることにも気が付いていないようで。

「振り子が真ん中に来たときに手を叩けばいいんだよ」なんて子供に教える始末。
いやいや、目を使わないで耳で聴いて?

親が音痴だと子も音痴になる。ってこういうことなんだろうな……。



なるべく多くの音楽に触れる

耳が原因の音痴の場合は、とにかく多くの音楽を聴くこと。
歌う練習より聴く練習を先にやった方が良いです。

声帯が原因の音痴の場合は、正しい音を出すこと。
耳は聴き取れているはずなので、あとは音を出すだけです。
大勢のカラオケは恥ずかしいくて声が出せないというなら、一人カラオケで練習したりお風呂で歌ってみると良いかもしれません。




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