あなたはギバー? それともテイカー?
あなたは誰かのために行動することが多いでしょうか。
それとも、自分の利益を優先するタイプでしょうか。
心理学やビジネスの世界では、人を「ギバー(与える人)」「テイカー(奪う人)」「マッチャー(公平を求める人)」の3つに分類する考え方があります。
しかし、人間は本当にそんなに単純なのでしょうか。
まずは簡単なチェックから始めてみましょう。
あなたは与えるタイプ?奪うタイプ?簡単チェック
次の質問を読んで、一番近いものを選んでみてください。
Q1. 人に親切にしたのに、お礼を言われなかったら?
A. 特に気にならない
B. 少しモヤモヤする
C. 腹が立つ
Q2. 友人関係で大切だと思うのは?
A. 相手の役に立つこと
B. お互い様の関係であること
C. 自分が損をしないこと
Q3. 誰かを助ける理由として近いのは?
A. 困っている人を見ると放っておけない
B. 自分も助けてもらうことがあるから
C. 将来、自分の役に立つかもしれないから
Q4. プレゼントを渡した相手から何も返ってこなかったら?
A. 気にしない
B. 少し寂しい
C. 納得できない
Q5. グループ作業で自分ばかり頑張っていたら?
A. みんなのためなら構わない
B. 次は協力してほしいと思う
C. もうやりたくないと思う
結果を見てみよう
Aが多かった人
あなたはギバータイプかもしれません。
ギバーとは、人に与えることを大切にする人です。
相手のために行動することに喜びを感じやすく、見返りをあまり求めません。
ただし、与え続けて疲れてしまうこともあります。
Bが多かった人
あなたはマッチャータイプかもしれません。
マッチャーとは、公平さを重視する人です。
助けてもらったら助け返す。
親切にされたら親切を返す。
実は、多くの人がこのタイプだと言われています。
Cが多かった人
あなたはテイカータイプかもしれません。
テイカーとは、自分の利益を優先する傾向がある人です。
ただし、これは「悪人」という意味ではありません。
誰でも自分を守りたい気持ちはありますし、損をしたくないと思うのは自然なことです。
でも、本当に人は3種類に分けられるのか?
ここで少し考えてみてください。
あなたは家族に対しても、友人に対しても、職場の人に対しても、いつも同じ態度でしょうか。
子どもや家族には何でも与えられる。
友人とはお互い様の関係でいたい。
苦手な相手には損をしたくない。
そんな人も多いのではないでしょうか。
人は相手によって変わる
実際の人間関係は、診断結果ほど単純ではありません。
同じ人でも、相手によってギバーになったり、マッチャーになったり、時にはテイカーになったりします。
信頼している相手には惜しみなく与えられるのに、何度も裏切られた相手には警戒心を持つ。
これはごく自然な反応です。
むしろ、誰に対しても全く同じ態度を取る人の方が珍しいかもしれません。
本当の性格は「損をした時」に見える
自分の傾向を知りたいなら、得をした時ではなく損をした時の反応を思い出してみると分かりやすいです。
親切にしたのに感謝されなかった。
貸したものが返ってこなかった。
自分ばかり連絡している気がする。
そんな時に、どう感じるでしょうか。
全く気にならない人もいます。
少しモヤモヤする人もいます。
強い怒りを感じる人もいます。
その反応の中に、自分の価値観が表れています。
まとめ
ギバー、テイカー、マッチャーという分類は、人間関係を考える上で参考になります。
しかし、人は必ずどれか一つに当てはまるわけではありません。
家族にはギバー。
友人にはマッチャー。
苦手な相手にはテイカー。
そんなふうに、相手や状況によって変わるのが人間です。
「私はどのタイプだろう」と考えるよりも、「誰に対して与えられるのだろう」「どんな時に見返りを求めるのだろう」と考えてみる方が、自分自身を理解しやすいのかもしれません。