ニュースサイトのコメント欄は荒れやすい

コネタ

多くのニュースサイトでは、記事に対してコメントを付けることができます。

皆が書いたコメントを読んだことはあるでしょうか?
ニュースのコメントって、結構荒れるのです。


犯罪関連のニュースには、「犯罪者に制裁を!」と言ったコメントが多く寄せられ、犯罪の容疑者に対して強く批判するコメントが数多く集まります。

また虐待のニュースには「やられたことと同じことをやり返したい!」といった、こちらも非難するようなコメントが多く寄せられます。


これらのニュースは被害者へ感情移入して読んだ場合、なんの罪もない人間が傷を負ったり亡くなったりすると、やはり重い刑を科してほしいといった心理が強く働くので仕方のない事だと私は感じます。



コメントが多く集まるのは、なにも罪を犯したものだけに限りません。
芸能ニュースはコメントが集まりやすく、そして一番荒れやすいジャンルだと思います。

不祥事を起こした芸能人は格好の餌食です。
ここぞとばかりに人が集まってきます。

薬物に交通違反、不倫に離婚。
あらゆる芸能ニュースに群がります。


そうそう、忘れてはならないのが海外ニュース。
特に中国・韓国・北朝鮮といった近隣国に関するニュースには多くのコメントが寄せられます。
お隣の国ですし、人口と比例してびっくり人間も多い国ですので、ついコメントしたくなるようです。


もちろん応援コメントもたくさんありますが、批判を通り過ぎてもはや誹謗中傷になってしまっているコメントも見受けられます。



なぜこのようにニュースサイトのコメントは荒れてしまうのでしょう。



Yahoo!ニュースはこの度、コメント投稿の制限を行いました。
コメントを書き込むにはまずIDが必要となります。
元々、違反投稿を繰り返す悪質なアカウントには投稿停止の措置が取られていました。
今回からは、そのアカウントに紐づけられている電話番号を使って新たにアカウントを取得した場合にも、投稿停止となります。


Yahoo!ニュースは、専門チームによる人的なパトロールと、AIを利用した投稿チェックを行っており、誹謗中傷などをはじめとした不適切な投稿を、1日平均約2万件も削除しているといいます。

全体のコメント数は40万件にのぼる日もあるそうですが、2万/40万件と考えると、20件に1件は削除されている計算になります。
それだけ削除対象となるコメントが多いんですね。
機械的なスパムも混じっているのでしょうか。
詳細は公開されていないので分かりませんが。


なぜ、わざわざアカウントを取得してまでそのような書き込みを行うのでしょうか?


私なりに考えてみましたが、ストレス発散、むしゃくしゃしてやった、嫌いだから陥れたいなどの負の感情が主だと思います。
ですが、被害者に共鳴し一緒になって怒っている、悪い人に鉄槌を下したい、やってしまったことに対してもっと後悔してほしいなどの正義感からくるものもあるのではないでしょうか。
被害者の立場になって考えたときに批判をするのは正義と思い込み、それがエスカレートして誹謗中傷に発展するというケースもあると思います。



正義感からくる悪意のない誹謗中傷は、良心に訴えても自覚症状がない限りなくならないのかもしれません。
投稿する人の心を動かして良心に期待するより、システムを改善するべきでしょうね。
AIをもっと発見させて誹謗中傷をドンドン削除していくしかないでしょう。
テクノロジーに期待します。


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