流行に流される人と流されない人の心理|なぜ人はみんなと同じを選ぶのか

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はじめに

発売されたばかりの頃は欲しかったのに、気が付けば周りの人もみんな持っている。
すると不思議なことに、前ほど欲しいと思わなくなることがあります。

反対に、多くの人が使っている商品を見ると「これなら間違いなさそう」と安心して選びたくなることもあります。

人は流行に乗りたくなる一方で、流行から距離を置きたくなることもあります。
一見すると矛盾しているようですが、実はどちらも人間が持っている自然な心理です。

今回は、なぜ人は流行に流されるのか、そしてなぜ流行に流されない選択をしたくなるのかについて見ていきます。

なぜ人は流行に流されるのか

テレビやSNSで話題になっている商品を見ると、なんとなく気になった経験はないでしょうか。
人は多くの人が選んでいるものを見ると、自分も選びたくなる傾向があります。

みんなが選んでいると安心できる

商品を選ぶとき、「人気ランキング1位」や「売上No.1」という言葉に安心感を覚える人は少なくありません。

自分で判断するのが難しいときは、多くの人が選んでいるものを参考にした方が失敗しにくいと感じるからです。

失敗したくない気持ちがある

人はできるだけ失敗を避けたいと考えます。
そのため、多くの人が選んでいる商品を見ると、「みんなが買っているなら大丈夫だろう」と考えやすくなります。

流行の商品が売れやすい理由の一つでもあります。

話題についていきたいと思う

人気の映画やゲーム、話題の商品を知っておきたいと思うことがあります。

会話についていけなくなる不安や、仲間外れになりたくない気持ちも、流行を後押しする要因の一つです。

なぜ人は流行に流されない選択をするのか

ところが、人はいつまでも流行を追い続けるわけではありません。

むしろ流行が広がりすぎると、今度は人と違うものを選びたくなることがあります。

人と同じはつまらないと感じる

最初は魅力的に見えていた商品でも、周りの人がみんな持っていると特別感が薄れてしまいます。

すると、別の商品や新しい流行に目が向くようになります。

特別感を求めている

数量限定や期間限定の商品が人気になるのも、この心理と関係があります。

手に入れられる人が少ないほど価値が高く感じられ、自分だけのものという満足感を得やすくなります。

自分らしさを表現したい

人は集団の一員でありたいと思う一方で、自分らしさも大切にしたいと考えています。

そのため、人と違う選択をすることで個性を表現しようとすることがあります。

実は心理学では名前が付いている

こうした心理は、心理学や行動経済学でも研究されています。

流行に乗る心理はバンドワゴン効果

多くの人が選んでいるものを自分も選びたくなる心理を、バンドワゴン効果と呼びます。

人気ランキングや口コミの影響を受けるのも、この心理によるものです。

流行から離れたくなる心理はスノッブ効果

反対に、多くの人が持っているものを避けたくなる心理をスノッブ効果と呼びます。

限定品や希少な商品に魅力を感じるのも、この心理の表れです。

流行はこの2つの心理で動いている

流行は、誰かが使い始めたものが注目され、多くの人に広がることで大きくなっていきます。

しかし広がりすぎると、今度は人と違うものを求める人が増え始めます。

そして新しい流行が生まれ、また広がっていきます。

流行が次々と移り変わる背景には、人が持つ「みんなと同じでいたい気持ち」と「人とは違いたい気持ち」の両方が関係しているのです。

まとめ

人が流行に流されるのは、みんなと同じ選択をすることで安心したいという心理があるからです。
一方で、流行から離れたくなるのは、自分らしさや特別感を求める気持ちがあるためです。

心理学では前者をバンドワゴン効果、後者をスノッブ効果と呼びます。

人間は集団に属したい気持ちと、自分らしくありたい気持ちの両方を持っています。
流行が生まれ、広がり、そして消えていくのは、この2つの心理が影響しているからなのかもしれません。

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